保活~保育園への入園活動~
「保育園に入園できないから、
働きたいのに働けない。
働いてないから預けられない。
預けられないから働けない。」
今そう考えているお母さんはどのくらいいるのだろう?
お父さんでこの悩みを抱える人はなかなかいなかろう。
先日9月2日。
ついに、令和3年4月の保育園入園の申し込みが始まった。
筆者も例外なく保活にはとにかく苦労した!!
我が家の子供たちは3歳差。
下の子が2年ほど認可に入れず、窓口で涙したものだ。(ださ。はずかし。)
仕事をしているにもかかわらず、本当にただただ落ちるのである。
上の子に関しては、1度落ちてからは申し込むことを諦めた。
3歳まで待って、幼稚園へ入園させる選択をした。
今となっては上の子が幼稚園へ入園するまでの3年間はとてもあたたかくて、幸せな日々だった。
可愛くて思い出すだけで胸が切なくなるような、、、(#^^#)
現在の筆者は鬼婆で、あの頃の穏やかさはどこへいったのであろう??
2人目ともなると、育児もだいぶ雑になるもので(ごめんね2人目ちゃん!!)、保育園へいれるぞ!!とそそくさと意気込んだものだ。
だがこの「保育園の入園」、かなりハードルが高い。
世田谷区では、今年度は「待機児童ゼロ」と発表していたのだが、にわかに信じがたい。
あんなに狭き門だったのに、そんなこと1,2年であり得るか?!
ゼロということは、就労中でなかろうと、求職中であろうと、全員入園できているということなのだろうか?!!(絶っ対うそ!:筆者の心の声)
まぁ待機児童「ゼロ」に関しては置いておこう。
この、保育園の入園がどのように決まるのか、ご存じであろうか?
初めて申し込む方にはややこしく、わかりづらいように思う。
筆者は
総申し込み回数5回目にしてようやく意味が分かったのだ。(笑)
それぞれの世帯の就労状況家庭状況をポイントに換算
まず、選考はどのように行われるのか、という点。
そう、タイトル通り、ポイントに換算して優先順位を決めていくのだ。
・家族構成(配偶者の有無)
・就労状況(就労中:フルタイムか否か、週何回、何時間労働か、育休中か否か、求職中か等)
・現在の子供の保育状況(認可外保育園に入っているのか、家庭内で保育しているのか、職場に連れて行っているのか、だれが見ているのか、それは有償か無償か)
おおまかに上記の状況によってポイントが割り振られていくのだ。
驚いたのは、職場に子供を連れていって無理して仕事をこなしているよりも、別居親族→ばーちゃんじーちゃん、叔父叔母、兄弟等に見ていてもらうほうがポイントが高いということ。(子連れで仕事しているとマイナスポイント!!無償で委託は加算無しの+-なし!!少なかろうと有償で委託し見てもらっていると、+1加算有。)
この指数の加算方法に関しては、え?!何でこっちの方がポイントもらえるの?
と思うようなこともあり、本当にわかりづらいのだ。
しかしながら、世田谷区の「保育のごあんない」にはしっかりと基準となる指数が記載されているので、とにかくよく目を通すのがポイント。
筆者は上の子のときは1度も見なかった。
下の子に関しては、やっと入園通知がもらえたその時の申し込み時だけはしっかり読んだものの、それ以前はやはり目を通していなかったのだ。
そりゃ落ちるよな、と今なら思う。ラッキーパンチが起きて入園できるかも?!なんてことは、残念ながら無いのだ。
そう簡単に入園できるわけではなく、狭き門なのだから結局事前準備が必要。
自身の現在の状況を把握して、どうすれば1点でもより多くポイントをもらえるのか、就労状況や保育状況をどうすればよいのかを、この以下の表をよく見て申し込むことをお勧めする。
認可外に預けていないと通らないって本当?!
コレ、よく聞くよく言う。
筆者も下の子に関しては結局認可外に1年預けた。
実際、そうじゃなきゃ入れないということはないとは思うのだが、
筆者の経験を元に話させてもらうと、認可外に預けていた方がポイントが加算される。
しかも5~6点も。
認可外だと保育料高いから無理無理!!!なんて思うかもしれないが、そこは行政のシステム様様。
当時もきちんと補助金制度があった。
1度保育料を全額負担で毎月納めるものの、4か月だか半年毎に一定額返還されるしくみ。(収入に応じて補助額が変わる)おかげで、実質月額1万円ほどに収まっていた。
現在は制度が変わり、幼児教育無償化となったのだがしくみはほぼ同じ。
結局は払ったお金がのちに一定額返ってくるよ、ということだ。
幼児教育無償化についてはこれまた、お子の年齢や、認可外なの認可なのか幼稚園なのかなどにより補助が変わってくるので、要確認。画像にリンクあり!
※筆者の小言
(無償化とか言ってるくせに結局、○○代や○○の代金は対象外でーす!なんてうまい具合になっているので、「無償」になるわけではない。そもそも「無償」って「無料」「ゼロ」って意味じゃないの?!この言い方がまたややこしくてどうしたものかね。とはいえ負担額が確実に少なくなっているのでありがたや)
認可外に預けるメリットとしては、
・認可外のほうが認可よりも就労条件にに厳しくない。
週何時間以上、何日以上など。
・その園それぞれの色がある。その子にあった園が選べる。
休日に親子参加のイベントがあったり、ECCなどの英語授業があったり。
筆者が、1度認可外入園でワンクッション置くことをもオススメできる点としては
・認可外に預けながら転職や、就労状況の変更ができる
ということ。
この期間をもって、認可の入園選考が通りやすいように自分の就労状況を摺り寄せていく事ができるのだ。
デメリットとしては、
やっぱり認可よりは保育料が高いかな、という点。
途中入園もあるし、入園できるよね!!?
なーんて思ったら大間違い!!
年度途中で退園する子はほぼいないので、その枠は期待してダメ!!
区全体の0~2%といっても過言ではないのでは?
そのくらいj動きません。
ほぼあくことはありません。
あるとすれば、急な転勤、急な引っ越しが起こった場合。
じゃあ入園するために重要なことは何??
もうこれは、
絶対に4月入園の選考に入るように申し込むこと!!!
そして、自分の状況を、入園条件にすり合わせること!!
年度途中の選考は申し込んでおいてもいいが、ほぼ希望は無いので、
とにかく今!!令和2年9月2日~11月30日までに申し込むこと!!(窓口申し込みの場合)
郵送なら11月16日。これを逃したら来年までチャンスはないと思ってほしい。
申し込むまでに、指数のポイントが多くもらえるように状況を整えて、それから申し込む!!
ちなみに当たり前だが、見込みより実働のほうがポイントは高い!!
ということは、
早く申し込みしちゃおう!といって、
例えば来月から仕事を始める人が9月中に申し込み用紙をさっさと提出してしまうことだけは避けた方が良い、ということ。
見込みの申し込みか実働の申し込みかによって点数が変わるので、その場合は申し込み期間に間に合えばよいのだから、10月に入り実働開始してから申し込みをするべし!!
である。
たかが1点されど1点!!!
~余談~
色々と差っ引いての話になってしまうのだが、
まず!!!!夜働いていて認可は通らない。
昼間にどんなに寝る時間がなかろうと、頭がおかしくなるくらい精神バランスが崩れようと、毎日寝ずに生活してようと、例え身体をこわして働けなくなろうと、認可は通らないのだ。
理由は、昼間に保育を必要とするということ。
それが入園申し込み選考の条件だからだ。
悔しいよなぁ。同じように働いているのに。
なので、とにかく自分の職を変えてでも、生活を変えてでも、
すり合わせることがポイントかな、と筆者は思ふ。
なにか参考になって、保活がうまくいきますように。
がんばれ保活!!!!
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