災害時の備え、避難セットと非常食。
「災害時の備え」の重要性を近年はより一層感じるようになった。
我が家でも、災害時用の避難セット(防災リュック)というものを数年前に購入した。
購入するにあたって、もちろん各地で様々な災害が起きていることも購入に至ったきっかけの一つではあるのだが、守るものができたことが大きなきっかけとなった。
「1人だからなんでも大丈夫!」という気楽な意識から
「何かあったときに我が子の命を守るのは私だ!!」
という意識に変わったのだ。
「なにかあったらどうしよう。私はこの子を抱えてうまく避難できるのだろうか。
そもそも何を持っていけばよいのだろう。
実際に災害に直面したときに、焦ったなかで用意してもきっと上手いこと用意なんてできっこない。」
ということで事前準備が必要という考えに至ったのだった。
購入したのはセットになっているタイプのもの
ネットショッピングで購入したのは、リュックの中に2人分の簡単な防災グッズが詰め込まれた避難セット。(1万円ちょっとだったような...)
そのなかには、手動ケータイ充電器&ラジオ、非常用トイレ、長期保存水、保存食、簡易寝袋、折り畳みポリタンク、軍手、レインコート等々、避難時に使えそうなものが入っている。
その他に自身で用意した子供のもの、絆創膏やらタオルやら新聞紙、ポリ袋といった使えそうなものを詰めて、準備完了とした。
もしもに備えることで安心が買えるなら1万円は安いものだろう。
ただ重要なのは、買ったらそのままでOKではないということ。
長期保存水も保存食もそれなりの期間は持つといえど、ちゃーんと賞味期限があるので定期的に見直す必要がある。
期限の近いものは食べてしまって新しいものと入れ替えるのがよいだろう。
我が家の非常食はまだ期限前なので、なかなか食べてみる機会もなかったのだが、つい先日、長女が幼稚園から味見用に保存食をもらって帰ってきたのだ。
アルファ米
保存食にも様々なタイプと味がある。
昔から馴染みがあるのは、缶詰タイプではないだろうか。乾パンとか。
今回娘がもらってきたものは、アルファ米。
味は何もなしの、白米。
娘が「それ食べたいの!今日の夜ご飯にして!約束!!」
というので「お、おう。」と思っていたのに、いとも容易く約束を忘れてしまった。
よって、なぜか夜食を食べるという流れになり、その日の夜食に頂戴した。
作り方は簡単。
袋を開ける。中に入っている脱酸素材とスプーンを取り出す。
熱湯を注いで15分待つだけ。
(付属のスプーンでよく混ぜてから蓋閉める)
...なのだが。不思議なことに、いつもの「熱湯を注いだら3分」が脳みそがインプットされているため、15分というのはとても長く感じた。
そんなこんなで食べてみた!
普通においしい!!!
そんでもって、ホッカホカ!!!
想像していたのはもっと、固くてぽそぽそでべったりしているものだったのだが、
全くそんなことはなく、なんならご飯炊くのさえめんどくさいときに使いたいレベルの美味しいホカホカふんわりご飯だった!!
娘と2人、仲良くこっそり食べる夜食だったので、ふりかけでパパッといただいた。
子供は美味しい不味いに正直だ。
美味しければたくさん食べるしスピードも速くなる。
不味けりゃまず食べない。
この尾西のアルファ米に関しては、娘、おかわりまでしていた。
どうやら美味しいと判断されたようだ。
気になるのは保存料
いざという時に食べるものといえど、気になるのはその中身。添加物だ。
子供も食べるとなると気になってしまう。
大人はよしとしても、子供のあの小さな体は、まさに”食べるモノ”で作られていると顕著に感じるからだ。
この保存食の白米、なんと!!添加物も保存料もなし!!(嬉しい!!!)
アルファ米というのは、炊き立てご飯を早急に乾燥させたものらしい。
そして戻して食べるという仕組み。
味も様々
ご飯シリーズだけでも、こんなにあるのだ!!
そのほかにもエスニックシリーズなど。
災害時にも美味しく飽きずに食べれるなんて便利な時代である。
食べ物がない時代もあったというのだから、我々は贅沢だなぁ~なんてことを筆者は感じた。
備えあれば憂いなし。
避難セット、ガスコンロ、予備のガス、大量の飲料水、そして保存食。
私の家族を守るのは私。
あなたの家族を守るのはあなた。
備えあれば、憂いなし。
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