ヘパーデン結節、知っていますか?
一体何のこっちゃ!!!というような名前。
実はこれ、手指の第一関節の病気。
しかも40代~の女性に多くみられるそうだ。
(第二関節ならブシャール結節)
なんとなく指の関節の痛みだと放っておきがち。
どうせそのうち治るだろう、と。
(ほら、乳幼児の育児中も手首の関節が痛かったのに放っておいたじゃない。
そしていつの間にかに治ってさ。)
でも、このヘパーデン結節は放っておいてはダメな病気。
そのままにした結果、指の関節は大きく腫れ上がり、曲がった状態の指のままで固まってしまうのだ。
そして、元の形に戻ることはない。
その状態になるまで放っておいて、ようやく病院に行く人が多いのだとか。
リウマチを疑って受診してみると、聞いたこともないような病名の
「ヘパーデン結節」
となるわけだから、これはこれは、、、
何故この話を書いているのかというと、筆者の母が今まさに前述の状態だからである。
さらに知ってもらいたいのは、
ヘパーデン結節は女性に遺伝していく可能性が高いということ。
実は筆者も2年ほど前から、ときたま関節に違和感がある。
なので、「これ遺伝するみたい」と母に言われたときは、なんとなく自分自身もなんじゃないかと感じていたので妙に納得した。
まだ筆者の指関節は大きくなってはいない。
とはいえ「ポキポキしたら指太くなるよ!!」と言われたくらいには太くなっていると思ふ。
(筆者の母レベルになると、中指の第一関節の周径がなんと5.7cm。そして指先をまっすぐに伸ばすことはもうできない状態。)
大きくなってしまうと指先が動かなくなるらしい。
何事も早期発見が肝。そして例に漏れずヘパーデン結節も同じ。
極力今の指の形を保っていたいので、違和感を感じたら即受診!!
ヘパーデンリング
ヘパーデン結節の治療法はいくつかあるのだが、完全なる元通りとはいかないようだ。
すなわち、重要なのは悪化させないこと。
数年前に富山県の錫物メーカーが金沢大付属病院らと共に開発したヘパーデンリング。
これが良いらしい!!
下記リンク参照↓
以前までの治療器具はオーダーメイドで高かったり、テーピングで圧迫されるのが不快であったり、作業効率の悪さや見た目の問題もあったそうだが、このリングのおかげで家事や水仕事もできるし、なにより痛みが和らぐそうだ。
テーピングよりも衛生的で、なんとなくオシャレに見えないこともない?!ようなデザイン。
こういう物もあるという事が知れて、1つの解決策になればなと。
で、このリングを開発し販売しているというのがこちらの錫物メーカーさん。
そもそもは仏具から始まり、オシャレなテーブルウェアや、インテリア、アクセサリーを販売している会社だそうだ。
和のテイストでありながら近代的。
ヘバーデンリングだけでなく、ほかのものも欲しくなってしまう、、、素敵。
こういったものもあるよ、という事で。
曲げると痛かったりむずむず違和感があれば疑ってみてください、ヘパーデン結節。
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