~馬事公苑へと続く道~
上町からほど近い、上用賀に位置するJRA馬事公苑。
「JRA」だとか「馬事」なんて名前がついてるくらいだから馬がいるんだろうくらいの軽い気持ちででかけたのは2015年。
敷地内にはいくつもの公園があったり、たくさんの木々や自然であふれていた。
整備された歩道をお馬さんが横切っていく姿が見れたり、
はたまたパカラパカラと走っている姿も見ることができ、子供とのんびり出かけるにはちょうど良かったのだが、2016年いっぱいで閉園した。
しかしこの閉園はただの閉園ではない。
そもそも馬事公苑は・・・
1940年東京オリンピックに向けて日本の馬術選手を育成する目的で開設。
結局、1940年大会は日中戦争の影響で中止したが、1964年東京オリンピックでは馬術競技の会場となったのだった。
むむむ??オリンピック??
オリンピックといえば2020!!
そう。
この度長らく閉園している理由というのが、2020年オリンピックに向けての改修工事の為なのだ。馬術競技がまたこの馬事公苑にて開催されるのである。
また新たに生まれ変わった馬事公苑を見られるのも楽しみであるが
世田谷区では「うままちプロジェクト」なるものがあり、
馬事公苑と最寄り5駅(千歳船橋駅、経堂駅、上町駅、桜新町駅、用賀駅)のルート上の道路や公園等に「馬の蹄鉄入りのブロック」が埋め込まれたのである。
これはふるさと納税の仕組みを利用したクラウドファンディングで寄附を募り、
各駅から馬事公苑まで続いているそう。
いまだ工事も進行中で、今月中にはすべての埋め込みが完了するとのこと。
終わり次第正式なルートが告知されるそうだ。
言われてみなければ気が付かないほど街に溶け込んでいる。
何気なく毎日通り過ぎているその道にもあるのかもしれない。
改めて、駅から馬事公苑まで蹄鉄を探しながら歩いてみるのも宝探しのようで楽しめそうだ!!
上町♪良い町♪楽しい町♪
関連した記事を読む
- 2024/11/10
- 2024/10/27
- 2024/10/22
- 2024/10/08